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2010年02月22日

だいすきまどさん

madosan
まどみちおの詩は、とてもとても好きで、よく声に出して読みます。
そうすると、体に染みとおる。
宇宙のようなまどさんです。

今日、挿絵がステキなまどさんの本を見つけたので、またまた買ってしまいました。
(本、永遠に増殖中)

知っている詩もあり、知らない詩もあり、知っていてもまた改めて読むと新しい気持ちになり。

気に入った詩。

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ぶらんこ

公園に だれも いないとき 
ぶらんこは
ひとり しょんぼりと
たたずんでいるように 見える

でも あれは のうのうと
大の字に ね転んでいるのではないか
地球の引力の うえに・・・
 
いや ほんとうは
ね転んでいるだけでもないのかもしれない
生きている物たちに とって
そうでない物たちの していることは 
あんまり 遠すぎる
あんまり 大きすぎる

ぶらんこは 
うたっているのかもしれない
地球のむねに だかれたままで・・・
いや ぶらんこごと 宇宙にだかれて
地球の方が・・・

生きていない物たちの 胸にだけ
しみとおる 
えいえんの うたを
こえの かぎり・・・


momonekomomomo at 22:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年09月29日

分厚い本

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吉田篤弘の「圏外へ」。厚い。すごーく厚い。三省堂国語辞典と並べてみました(左が国語辞典)。ねー。

久々の新刊なので、すごくうれしい。読み始めてみたら、懐かしい人たちが登場していて、またまたうれしい。
吉田篤弘の書くお話は、全く別の本でも結構いろいろなところがリンクしているので、それに気付く楽しみもあります。

分厚い本。たっぷり読みますよー。


at 22:45|Permalink

2008年08月22日

夏の庭

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なんとなく心の芯置いている本というのがいくつかあります。読んでいない時でも、ふっと本の存在を思うだけで「きっと大丈夫」と思えるような本。
その中の1冊、湯本香樹実の「夏の庭」。
今日、読み返して、あまりに感心して呻いてしまった。こういうのって、好きだなぁって思える本って、内容はもとより伝え方とか情景とかだなって思う。人はどうかわからないけど、私の場合は、です。

「夏の庭」の場合は、おじいさんの家のひんやりした台所から縁側を振り返ったときに見えた庭の明るさや(ここでは『四角く切りとられた光の箱のようだった』と書かれている)、
ホースで水をまいたときにできた小さな虹を見て、『たぶんこの世界には隠れているもの、見えないものがいっぱいあるのだろう』ことに気付くところや、
池田種店の引き出しの中で眠る種の袋、などが・・。

ところで、急に涼しくなりましたね。先週は酷暑だったのに、昨日一昨日くらいから、まるで秋のような空気。風なんてひゅるひゅる鳴っちゃって、音だけ聞いたら冬みたい。
暑いのはイヤだけど、こんなに前置きもなく涼しくなるのも困りものです。体も気持ちもついていけないー。


at 23:34|Permalink

2008年04月20日

のばらの村のものがたりシリーズ

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のばらの村のものがたり」シリーズ
待望の復刊だそうです。そもそも廃刊になっていたなんて知らなかった。いつでも普通に本屋に並んでいるイメージだったから、逆に本屋から消えていたことに気が付かなかったってこと?かな~。
復刊といわれて改めてよくよく見ると、はぁ・・、素晴らしい!
なんて細かいの!!私、こんなふうにちまちまと細かく丁寧に描いてある絵本って大っ好き!!!

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ピーターラビットにも似ていますね。さすがはイギリス。美しい。
でも、ピーターラビットよかもっと細かい。隅から隅まで飽きないーー!

そしてね、お話の中に出てくる食べ物がまた魅力的なのです。
さくらそうビスケット、バラのジャムつきパン、木いちごのブランデー、くろいちごのプディング等々。

更にDVDも出ています。人形アニメーション。観たい!


at 22:27|Permalink

2007年12月23日

お皿のボタン

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『たなのいちばんはじには、ひらたい、お花のような白いお皿が一まいのっていて、いろんな色や形の、ばらばらのボタンが入れてありました』

お皿のボタン」は、高橋さんの家の、茶の間の古い飾りだなのいちばん上に置かれた、お皿の中のボタンたちのおはなし です。
ちっちゃなボタンたちですが、それぞれの人生は、どれも謎とロマンと冒険に満ちている。すごく楽しい!

読んでいると、あははと声を出して笑ってしまうところもあったりする、楽しいおはなしなんだけど、じんわりとして、そして、ひとりでに頬がほっこりほころんで、あぁ、いいなぁ、こういう気分こそが幸せなんだなぁ、と思わせるような本(なが!)です。
私の、最近の、特に、特に、特にお気に入りの一冊。プレゼントにもいいと思うな~。クリスマスプレゼントを未だに決められない方がいたら、これを勧めちゃおう。

たかどのほうこ(高楼 方子)さんは、1年ほど前に、私は「十一月の扉」で始めて知りました。端整な文章が印象的でした。
それと、お話の中に登場する本や絵本たち。きっと、作者さんもその本たちが好きだったんだろうな~。

今日読み終えた、高楼 方子さんの「緑の模様画」。こちらも、お話の中に本が登場していました。「小公女」です。なつかしい。
なので私、今、「小公女」読み始めています。影響されやすい(笑。


at 23:55|Permalink