2005年04月02日

どうぶつたちへのレクイエム

うーん・・・。この本は、ほんとうはあまり好きではないんだな～。できれば見たくない。見るとねぇ、泣ける、泣ける。
保健所などの動物収容施設で処分を待つ犬、猫の写真の、写真集です。ここに写っている子たちはもうこの世にいません。
見ると泣ける、と言って見ないでいたら、こういう写真集があるっていう意味がなくなってしまうからね。そしてまた、ひとりで見ているだけでは、これもまたダメなのであーる。なるたけ多くの人に、知ってもらわなければ。
ということで、来週の火曜日、4月5日に、浜松駅前のフォルテガーデンというところで、この写真集の写真展が開かれます。友達が主催するので、私もちょっとだけお手伝いに行きます。お近くの方は、よかったら見にきてくださいませ！お近くでない方でも、「あーら、ちょうどその日、浜松に用事があるのよね～」という方がありましたら、是非どうぞ♪

■本より■
ある小学校で、写真展を開いた時のことです。目に涙をいっぱいためた一年生の男の子が、私のところへ来て尋ねました。
「なんで、この子ら、殺されるん？」
「・・・人間に捨てられたからやで」
「ほんなら、ぼくも捨てられたら殺されるな」
「そんなことないよ・・・」
「なんで？だっておんなじ命やろ？」